2017年11月17日金曜日

チームダイアリー〜ラストシーズンに懸ける想いPart 13〜

合宿所だよりをご覧の皆様、こんにちは!

明日はホームにて立教大学との定期戦が行われます。今年最後のホーム試合となりますので、ぜひ皆様ご来場のほどお待ちしております。

さて本日は4年生のラストシーズンに懸ける熱い想いをお伝えするインタビューの第13弾をお送りします。今回と次回でスタッフのインタビューをお届けしてまいります!
まず今回は、4年女子スタッフの北村・田所・正木の登場です。

<北村みお(TR・慶應義塾女子)>


―ラグビーとの出会い
中学生の時、友達に誘われて下田のグラウンドに普中戦を見に行ったのが、初めてラグビーを見た瞬間でした。昔のことなのであまり覚えていませんが、学校の友達が普段は見せない顔を見せていて楽しかった記憶があります。


―入部を決めた理由
私は途中入部なのですが、運動部の中で一番日本一を目指している組織を探していた時に、中等部時代の友人だった岡田から、偶然蹴球部のトレーナーが少なくて困っているという話を聞きました。「自分には絶対できない体を張るスポーツ」に憧れを持っていたのも理由の一つです。
改めて練習を見学に来た時に、日本一を目指す姿を見て、彼らのサポートをしたいとすぐに思いました。


―蹴球部の生活の中で嬉しかったこと・辛かったこと
嬉しかったことは、初めは何もできない状態からテーピングを練習して、ほとんどの部位を巻けるようになったことです。また、その度に選手たちから「ありがとう」と言ってもらえることにやりがいを感じています。厳しかったトレーナーの先輩に「成長したね」と言われた時は本当に嬉しかったです。
途中入部ということもあり、同期やスタッフとうまく馴染めなかった時期は辛かったです。


―こころがけていること
慶應義塾體育會蹴球部の一員として、恥じない行動をとることです。自分が思っている以上に蹴球部員というのは世間から見られているということを日々感じています。


―今思うこと
本当に残り少ない1日1日を大切にしたいと思います。限られた時間の中で、自分の大学生活全てとも言えるこの部で何か残せるようにやっていきたいです。


―伝えたいこと
私を受け入れてくれた同期、お世話になった先輩方、同期のように仲良くしてくれた後輩たち、蹴球部を応援してくださる皆様、そして何よりも、私を心配しながらも理解してくれ、応援してくれた両親には感謝しています。


―ラストシーズンに懸ける想い
勝ちたいです。スタッフと言う立場ではありますが、その思いは同じです。この代で日本一になります。残りの短い時間、トレーナーとして日本一のサポートをしたいと思います。


<田所理夏(MGR・立教女学院)>
―ラグビーとの出会い
弟がスクールでラグビーをしていたのがきっかけです。その影響からか、やがて両親もラグビーに夢中になり…。
ラグビーの試合があるとテレビで好きな番組が見れなくなる、という理由であまりいい印象を持っていませんでした(笑)

―入部を決めた理由
高校までは音楽一筋で、学校行事などでも何かしらの役職についたり、と「表に立つ」ことばかりしていました。
大学から慶應に入ったので、新たな環境で新しいことをしようと思った時に「裏からサポートすること」が浮かんだんです。
また、所属していた吹奏楽部は学校の方針で大会に出ることができなかったため、1つのことに打ち込んで結果を出したいという思いもありました。
そんな時に蹴球部の説明を聞きに行き、先輩方が魅力を熱く語っている姿を見て、私も先輩方のようになりたいと思い入部しました。

―蹴球部の生活の中で嬉しかったこと・辛かったこと
先日の明治戦です。去年の明治戦が終わった瞬間、今までで一番なのではないかと思うくらい悔しくて…。それだけにリベンジを果たせたこと、またその後全員が喜んでいる姿を見たときは本当に嬉しかったです。
それから、やはり同期の活躍は嬉しいですね。

最初入部したころからお互いを理解し合うようになるまでの時期は辛かったです。マネージャーとしてどう振る舞えばいいか本当に手探りの状態でした。ただそれは、今になって思えば考えすぎでしたが…。

―心がけていること
マネージャーは対外的な仕事が多いので、自分の言動が部のイメージに直結するということは常に心がけています。
私個人ではなく「蹴球部の田所さん」として見られるので、先輩方が積み上げてきたものを崩さぬように行動するようにしています。


―今思うこと
今の私も入部前に出会った頃の先輩たちと同じように、「蹴球部に入れば、確実に成長できる」と断言できると思います。
それから、蹴球部を応援してくれる方が本当にたくさんいるとことを実感しているので、その期待に応えたいです。

―伝えたいこと
たくさんの方に支えられた4年間でした。
一から仕事を教えてくださった先輩方、現役のためにサポートしてくださるOBの皆様、一生懸命部活に取り組んでいる後輩、ともに頑張ってきた同期、全ての方に感謝を伝えたいです。

―ラストシーズンに懸ける想い
日本一のチームには日本一のスタッフがいるとよく言われます。

日本一のスタッフになれるよう日々努力します!!


<正木優里江(MGR・共立女子)>

―ラグビーとの出会い
初めて見たラグビーの試合は高校二年生の時の慶明戦でした。当時はルールも全くわかっていなかったので、なぜこんなに人が積み重なってるのだろうか、皆無事なのだろうか…とぼんやり見ていました。

―入部を決めた理由
父と姉が慶應出身ということもあり、中学生の頃から慶應に行きたいと思っていました。念願叶って入学することができ、4年間どう過ごすか考えていた時に、慶應義塾の名前を背負うことができる體育會で一つのことに打ち込みたい、と思うようになりました。
当初、姉(正木麻里江・H27卒)がいる蹴球部への入部は全く考えていなかったのですが、いろいろな団体の話を聞いて後悔のない選択をしよう、と蹴球部女子マネージャーの説明会に足を運びました。その際に話してくださった選手やマネージャーの先輩方の目が本当に生き生きと輝いていたことや、これほど学生主体で本気で日本一を狙っている部活動はないように思えたことで、私もこの先輩方と一緒に部活動に励み日本一を目指したいと思い入部を決意しました。

―1年生の頃は、最上級生にお姉さんがいましたが…
被っていた1年間はこれまでの人生の中で一番と言えるほど姉と過ごした時間が長かったと思います。また姉妹似ているね、と言われることも増えました。(笑)

―蹴球部の生活の中で嬉しかったこと・辛かったこと
私は、選手たちに安心感を与えられる大きな存在という意味で、「皆のお母さんのようなマネージャーになる」と目標を立てて入部しました。上級生になるにつれて、「お母さんみたいだね(笑)」と同期や後輩に冗談めかして言われることが増えたことは嬉しく感じましたし、自分ができることの幅が広がった気がしました。
逆に辛かったことは、良かれと思って行なった仕事を「マネージャーの自己満足」と捉えた選手と衝突したことです。私は栄養面のサポートを担当しているのですが、冷静になって考えると当時の私には選手の目線に立つ視点が欠けていたことに気付き、反省しました。それ以降は彼らから話を聞いて状況を理解することにより力を入れ、本当に選手のためになるものは何なのかを模索しています。



―日々心がけていること
マネージャーの業務は多岐に渡ります。9人のマネージャーがそれぞれ仕事を抱えていますが、全員の仕事が良い状況で円滑に進んでいくことが特に試合前には重要になっていきます。4年になった今は余裕を持って全体の状態を俯瞰し、足りないところを補うのが私の役割と捉えています。
あとは、マネージャーのチームワークを考える上で「和」は大事だと思っているので、ただの馴れ合いではなく、皆が仲良く・気持ち良く仕事が出来るような環境を作ろうというのは意識しています。

―今思うこと
もっと下級生の頃から、傷つくことを恐れずに選手とコミュニケーションをとっていればよかったという後悔が少しだけあります。私が素を出して選手たちと話せるようになってから、見えてきた部分もたくさんあったので…。

―伝えたいこと
同期のマネージャーの二人はもちろん、代が被っている全てのマネージャーの先輩方、後輩たちに本当に感謝しています。マネージャーの仕事の選手からは見えにくい部分の辛さを皆で共有して乗り越えてきたと思うので、皆さんがいなかったらここまで続けてこられた自信がありません。
同期の皆には、頼りない私ですがそれを認めてくれるみんながいてよかった、ありがとうと伝えたいです。

―ラストシーズンに懸ける想い
この代は本当にいろいろなことがありました。辛かったことや苦しかったこと、それが全て報われるのは大学選手権優勝という結果だと思います。私もマネージャーとして勝つために出来る努力を怠らず、日々励んでいきます。


次回の更新もお楽しみに!
慶應義塾體育會蹴球部