2015年6月26日金曜日

部員紹介(新入生編:Part3)

慶應義塾體育會蹴球部合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは!
日も延びて、梅雨に似合わず暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。夏はもうすぐそこに迫っております!
3回はそんな夏が待ちきれない元気いっぱいの新入生、外部高校出身者9名のご紹介をさせて頂きます!
担当させて頂くのは、同じく4月より蹴球部に入部致しました。1年マネージャーの荒川里彩です。


後列左から松下周平(CTB)・中島雅大(HO)・小原錫満(CTB/WTB)・植竹創(LO)・中山和政(WTB)・南翔大(SO/CTB)
前列左から西谷悠太郎(SH)・チン・ギョウヨウ(TR)・齊藤柊(SH)・横田将大(WTB)

—まずは皆さんの出身地の魅力・母校自慢を聞かせて下さい。1番多い神奈川県から!
(植竹) 海ですね!湘南や逗子といった、友達と行っても良し、お年寄りも楽しめる、ユーズフルなところがあります。
(小原) 鎌倉!横浜ベイスターズ!
(南) 大桟橋!海猿のラストシーンあそこだよね?
(松下・植竹) そうなの!?
(小原) お前らが知らなくてどうすんねん!
(一同) 笑
(齊藤) 海があっておしゃれなイメージ!おれ生まれは神奈川だけど住んでるのは埼玉だから、同じ東京の隣接県でもこんなに雰囲気が違うのかって思う。
—近場ということもあり、休日にはドライブに出かけたり観光している部員もみられます。海沿いは気持ちが良さそうですね!湘南高校はどうだった?
(植竹) 僕らにとって最大のイベントである体育祭が終わると一気に受験モードに切り替わり、神奈川県公立トップの成績を誇る進学校です!
(一同) うぇーーーい
(植竹) また、慶應大学を平成24年に卒業され、現在NTTコミュニケーションズで活躍されている栗原大介さんがOBです。僕と同じく主将を務められていて、共通点も多く憧れの先輩です!
—では今年最多、5人の出身校である東の雄、桐蔭学園の魅力をどうぞ!
ウエイトトレーニングが終わり駆けつけた2人。お疲れ様!(左:横田将大 右:西谷悠太郎)
(中山) 敷地が広い!
(松下) バチカン市国2つ分!あと、トラック55台分の砂浜で練習してるからスパイクが埋まる!足腰が鍛えられて、今の桐蔭のラグビーの強さのもとを作ってる。
—桐蔭で良かったことは?
(横田) 文武両道!
(中山) 横田さんは花園で勉強してた。
(松下) ちなみに、ここにいる人はみんな五段階評価で評点が4.5以上!
(中島) 有名人が多い!
(中山) ラグビーでは松島幸太朗さん、竹中祥さん、小倉順平さんとか…
(西谷)  あげ出したらキリがないね!
ずっと気になってたんだけど、今ここに3学年揃っているのはどういう気持ち?(高校時代は中島が3年生、横田が2年生、中山・西谷・松下が1年生でした。)
(中島) あ、知ってたの?
(南) ちなみに、こいつら同期で入ってるけどみんな中島さんって呼ぶから(笑)。
(中山) さすがに2個上は呼び捨てできない。今でもやっぱり中島さん。寮でも一緒に住んでたしね。
(松下) 横田は大丈夫。
(中山) マサヒロ♡
(横田) おれは中島って呼ぶよ。
桐蔭は上下関係厳しかったの?
(西谷)  桐蔭自体は上下関係緩いよね。おれ後輩とめっちゃ仲良いもん!

桐蔭学園出身の5人(後列左から:横田、西谷 前列左から:中山、松下、中島)
—思っていたより馴染んでいて安心しました。再び一緒にラグビーができる喜びを胸に、新しい環境で4年間頑張っていきたいですね!
—関東地方最後は、出身校がそのままあだ名にもなっているどったま(齊藤柊)!埼玉県を代表してPRをお願いします!
(齊藤) 強いて言うなら、東京へのアクセスがいい。
(南) 熊谷ラグビー場!さいたまスタジアム!
(中山) SSA!!!
(松下) なにSSAって。
(中山) さいたまスーパーアリーナ!少女時代で行った!言うよねSSAって。
(齊藤) 言う言う、それもよく行ってるやつが言うよ!
—どったまにとってどったま(独協埼玉高校)は?
(齊藤) 青春でした!校風が自由で、学年の人数が少ないからみんな仲がよかった!勉強もスポーツも両立できて、ラグビーは好きなようにやらせてもらえていました。OBでは、現在筑波大学ラグビー部で活躍されている4年生の目崎先輩がいます。
—関東出身のみなさん、ありがとうございました。では関西行きましょう、兵庫県!
(南)  兵庫県は大きいから、甲子園もあるし、北はスキー、南は海。一つの県でいろいろできる。淡路島から四国にも行けて、他の県へのアクセスがいい。
(一同) おお〜(拍手)
(中山) 西谷曰く、可愛い女優はみんな兵庫県出身らしい。
(*西谷は中学まで兵庫に住んでいました)
(一同) おおおおお〜〜〜(拍手)
(西谷) 兵庫美人ね!
—盛り上がってきましたね(笑)。それではお待たせ致しました、大阪の魅力をどうぞ!
大阪について語る2人(左:小原錫満 右:南翔大)
(小原) しゃべり始めたら正直3時間はかかるねんな、大阪には関西弁というすばらしい方言があってプライドがある。おばちゃんが最高!地域の密着度合いがすごい。すぐフレンドリーになれるし、アメちゃん貰えるし…あと、あと…
(南) あと、困ってる人がいたらだいたい助けてくれる。
(小原) あ~、怖そうに見えて優しい人が多い。あと、食べ物がおいしい!おすすめはやっぱたこ焼き、お好み焼き…
(南) 大阪の王将を食べて欲しい!
(小原) そう!味が違う。
(南) あと、串カツ。
(中山) B級グルメが多いよね!安く食べられる。あ、でも広島もお好み焼きとか牡蠣とかおいしいご飯はいっぱいあるよ。
(*中山は中学まで広島に住んでいました)
(小原) あと!!!なんといってもみんな面白い、俺みたいにね!
—最後に中国から遥々やってきたようちゃん(チン・ギョウヨウ)!お願いします。
(チン) 日本の餃子は焼き餃子だけど、中国の餃子は茹で餃子と蒸し餃子!美味しい。
—ようちゃんはこの前部室に皮から手作りで餃子を差し入れてくれました!スタッフ一同本場の味を美味しく頂きました。

ようちゃんの手作り餃子
—なんだか食べ物の話ばかりですね!やはり蹴球部の一員として身体を大きくするために食は大事!ということでしょうか。それでは待ちきれない様子の小原錫満くん、東海大仰星のいいところをどうぞ!
(小原) みんなラグビーのイメージが強いかもしれないけど、スポーツが盛んで、柔道、陸上、サッカーとかが強かった!全国レベルや日本代表の選手も結構いた!
(齊藤) お前もな。
(小原) レッドソックスの上原浩治さん、阪神の建山義紀さんOBです。ラグビー部は、全国のどこよりも規律が正しくて、真摯な部員が集まる部活。全員で考えながらラグビーを楽しんでやってました!
—2014年度には日本代表として南京ユース五輪にも出場したしみんが熱く語ってくれましたね。では次、常翔学園はどんな学校だった?
(南) ラグビー部は90100人いて河川敷で部活ができる!常翔でラグビーしたい子が来るってスタンスだから、みんな常翔が大好き。1回は帰りたいと思う。やんちゃな子が多いけど、監督の言うことは聞くしまとまってる。
—母校思いなところが伝わってきましたね。では最後に中国のこと聞いてみたいですね!ようちゃん!
(チン) 日本と全然違う…制服が上下ジャージ!今私が着ているみたいな。女の子もみんなズボンでスカートはないです。中国にはラグビーはなかったけど、学校に部活動がなかった。
じゃあみんな何やってるの?
(松下) 体操とか卓球のイメージ。
(中島)  中国雑技団!
(チン)  バスケットボールをやっている子が多かった!
(一同) へえ〜(意外)
(中山) 天安門は?
(チン)  それは北京。私が住んでたのは上海。
(中山)  上海料理教えて!
—結局食べ物に目がいってしまう部員たちなのでした。
—それでは次の質問。入学以前から、試合であたったり選抜メンバーとして面識があった部員同士もいるのではないですか?教えて下さい!
(西谷) 俺は中学校の頃兵庫選抜で翔大と一緒で、
(南) そうそう、俺がキャプテンで西谷が副キャプテンだった!
(一同) すげ〜
(南) 中山がいた広島選抜と戦ったこともある!
(小原) おれが一番覚えてるのは、中3の頃全国大会の兵庫県スクール選抜対大阪スクール選抜かな。あんとき初めて俺がスタンドやって、
(南) 俺も。
(小原) 対決したんだよね!
(南) 高校では、しみんと一緒のチームだったのは3年の大阪選抜。オール大阪で国体優勝した!
(小原) あとはなんといってもあれ、高2の花園決勝は横田とトイメンだった!


第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝(左:小原錫満 右:横田将大)
(中山) なんかめっちゃ試合前、横田さん…
(横田) それは言わなくていい!()
(松下) くそびびってた!!!
(小原) え、かわいい。
(横田) びびるね、しみんトイメンだったら。
(小原) びびらんて〜(照)。
(中山) とりあえず、横田と松下と俺は松前杯でもしみんと会ってる。
(横田) 高2のときか。
(小原) え、あんときおったの?
(中山) 坂道走ったじゃん!!!関西大会の時の宿舎も一緒だったもんね。兵庫選抜にお風呂の外から広島や〜ッて言われたの覚えてる。
(南) 知らんかったけど意外と一緒に練習してたんやな。
—本人たちも今になって気づいたようですが、ラグビーで人は繋がるということですね!そんな時代を経てきた結果、皆さんが慶應に来た理由を聞かせてください!
(植竹) 塾高が花園で勝ち上がっていくのをずっと見ていて、こいつらと一緒にラグビーをやりたいなと思ったから。
(西谷) 慶應に行ってる先輩が多くて、しかもすごいかっこよかった。小田嶋さん(2年・小田嶋啓太/SH)がいなかったら今の僕はいないと言っても過言ではないと思います。
(齊藤) 僕は浪人が決まった時に同じ独協埼玉から一浪して慶應に入学し、黒黄ジャージも着て19年前に日本一になったという犬養友範先輩(平成13年卒)から連絡を頂いて、慶應に来てラグビーがしたいと思いました。
(中島) 早慶戦を観て小5の時から慶應でしかラグビーはしないって決めてた。
(松下) 僕は慶應の低く突き刺さるタックルに憧れた!
—やはりOBや現役部員の影響が大きい様ですね!母校から初となるしみんと南はどう?
(南) 常翔学園から初の慶應ということもあって、声をかけてもらった時からすごく真剣に頑張っていました。
(小原) おれも高校入学前からお前は慶應に行けって言われてて第一号ってこともあって余計強く意識してた。
—入部してから二ヶ月が経ちましたが、慶應義塾や蹴球部の一員となった今、どんな思いですか?
(小原) 180度生活が変わった!授業の設備もラグビー環境も全部変わった!
(西谷) 大学はいろんな人と話せて楽しい。
(松下) 知識を吸収したり、自分が意見を言うことによって、自分をもっと高められるいい所に来たと思う。
(齊藤) すごい自主性が尊重されているなと思います!
(南) 自由な環境やからこそ、自分で頑張らなあかんっていうのはめちゃくちゃ感じる。
(植竹) 特に部活では、160人もいるのに一人一人に目が向けられているところがすごい!
(南) それだけ人数も多くて管理も大変な中、一人一人が真剣に練習に取り組んでるから上手いこと回ってるんやなと思う。
(植竹) 選手だけじゃなくてコーチやトレーナーも含めて学生主体のサポート体勢が整ってる。
(チン) ラグビー部に入って、初めて本気でやりたいと思えた。皆の練習をみていると、皆が真面目にやってるから自分も真面目にやらないとって思う。
(齊藤) 本気で日本一を目指している集団に初めて所属したので、その周りの意識の高さには驚いてます!
(中島) 部員全員がストイックで真面目。遊ぶ時は遊ぶけどやる時はやる。
(松下) 人にやらされるのではなくて、自分たちにベクトルを向けることで慶應のラグビーは成り立っていると思っていて、そういう意味で人間的に成長できると思うし、この4年間をどう過ごすかによって、これからの自分がどうなっていくかが決まると思います。
—ありがとうございました!次は、お互いの印象を聞いてみたいと思います。横田から!
(松下) ちっちゃいけど器用!テクニシャン!
(中島) トリッキーだよね。
(南) 1年間ブランクがあったけど、最近ごつくなってきた。戻りつつあるって感じやな。
(中山) けどまだ高校時代の方がキレがあった。(笑)
(一同)  そりゃそうだ(笑)



—じゃあ次西谷!
(松下) サーファー!
(植竹) 渋い。ぶってる。
(中島) ちゃりんこ!!!
(南) SFCでバスと並走してる。(笑)
(齊藤) しかもガチなロードバイク乗ってる、サングラスして。

西谷の登校風景

—いこう中山!
(一同) 面白い!!!
(南) いじられキャラ?先輩にめっちゃいじられてる。
(小原) ソニョシデペン!
(中山) いやペンじゃない、ソンな。
(南) 少女時代の完コピ踊れる。
(西谷) ちょっと待った。こいつに対して本当に一言言いたいのは、マジ面白い、かわいいみたいなキャラになってるけど、全然違うってこと。おれはこいつのもっとコアな部分を1,2年のうちにあばいていきたい!
(一同) (笑)
(西谷) まあいつもなよなよしてるけど、ラグビーの時はちゃんと声でてて頼もしいよな。
—松下の印象は?
(一同) 王子様!!!
(横田) マイペース結構。
(南) 特化ラインの飯がめっちゃ豪華!
(中島) フィットネスが速くなった!
—中島さんはどう?
(小原) ワイルド!
(松下) 歩き方がヤバい。
(南) たまにぼそっというよねボケを。
(横田) 扱いきれない。(笑)
(植竹) 天然。なんかとんでる。
—はい、植竹!!
(小原) 団長!赤毛!
(南) 賢そうにしゃべる。
(松下) ワイルドぶってる。
(中島) 髪型が似合ってる。
(中山) 湘南を案内できる。
—どったま(齊藤柊)!!!

(中島)さいたま。
(中山) 女の子に優しい!
(横田) 話してるときずっと笑顔。
(松下) えくぼが可愛い。
(小原) 友達思いね!フレンドリー。
—しみん!
(齊藤) 面白い!
(小原) いえーい!
(植竹) 心がピュア、奇麗。無垢すぎ()。
(南) 一発芸をたくさん持ってる。
(齊藤) 高校とかラグビーすごいし、最初俺らからしてみれば小原錫満だ!お!って感じだったけど驕らない。すごいフレンドリー!
—翔大!
(齊藤) 翔大は真面目。
(中山) 全体的にいい奴。
(中島) ごつい。
(松下) 努力家!
(西谷)ウェイトが強い。筋トレ大好き!
—ノースリーブ好きなの?
(一同) それは見せびらかしたいだけ。
(南) 暑いだけや!お前らみんな覚えとけよ?
—ではラスト!ようちゃんの印象!
(松下) 最近テーピングが上手くなったって先輩が褒めてたよ!
(小原) 頑張り屋さん!
(植竹) 頭がいい!一年半でこんなに上手に日本語がしゃべれるのはすごい!
(横田) タックルが上手い!
(チン) あれやばいよ、なんでみんなそんなに知ってるの〜

—最後に、今年の抱負と4年後の自分に向けて一言!
(小原) 今年の抱負は、対抗戦で暴れる!4年後の自分へは、オンオフの切り替えを忘れずに、チームのことを一番に考えて引っ張っていて下さい!
(植竹) 今はラグビーの上達はもちろん、慶應ラグビー部として恥ずかしくないように人間性を磨きたい。4年後は黒黄を着て、同期の奴らとスタメン組んで、その中に自分がいられるように頑張りたいです。
(齊藤) 今年は日本一を目指す集団にふさわしい行動をとっていくことが目標。4年生になったら憧れの黒黄を着て対抗戦に出て、大学日本一に貢献できるような人になりたいです。
(南) 今年は勉強もラグビーも、目の前にある一つ一つのことをきちんとやって、その結果試合で活躍できたらいいなと思っています。4年後は、自由さに甘えることなく親への感謝を忘れずに頑張っていて欲しいです。
(中島) 今年の目標はフィジカルを強化すること!4年後は必ず黒黄を着て、早稲田を倒す!
(横田) 今年はウェイトを頑張って、小さいながらにも俊敏で理想的な動きができる身体を作りたいです。4年後は文武両道を目指して、黒黄ジャージを着たいです。
(中山) 今年は黒黄ジャージを着られるようにトライをいっぱい取りたいです。4年後は、後輩に優しい先輩になっていたいと思います。
西谷) 今年は1つでも高いグレードに上がって全国優勝に貢献できる選手になることが目標です。朝早くてキツかったりもするけどこんなの人生で今だけだと思うし、絶対に4年間やりきって、4年後は、黒黄ジャージを着て国立で活躍できるようになりたいです。兵庫県からでてきて、親には迷惑かけてるから恩返ししたいなと思います。
(松下) 今年の目標は、高校時代よりもウェイトをしっかりやって身体を大きくすることです。4年後は、ラグビーにおいても人間的にも、人の上に立ってやっていける人間になれるように頑張りたいです。
(チン) 今年はトレーナーとしてちゃんとやれるようになりたいです。4年後の自分に後悔させないように頑張っていきたいです。
―ありがとうございました!初めてのインタビューでしたが、それぞれの熱い思いが伝わってきました。この気持ちを忘れずに頑張っていきたいですね!
―以上、新入生紹介Part3でした!次回は最終回、内部進学者フォワードの11人をご紹介いたします、お楽しみに!