2014年7月9日水曜日

2014年度春シーズン総括

HPをご覧の皆様、こんにちは。
慶應義塾體育會蹴球部本年度主務を務めております、森田晋太朗です。

本年度、塾蹴球部の春シーズンは、76日をもって幕を閉じました。
ここで、簡単に私から春シーズンの総括をさせて頂きたいと思います。

春シーズンのAチームの試合結果













ご覧の通り、黒星の多いシーズンとなり、関東大学春季大会はグループA5位という悔しい結果となりました。


掲げた日本一という目標への道のりはまだほど遠く、チームの力不足を感じさせられました。


特に敗戦が続いた終盤はチームも活力を失いかけていた時期もありましたが、
シーズンの最後でAチームは社会人の日野自動車相手に僅差で勝利し、慶應らしいラグビーを体現できたことはチームにとってこれからの夏合宿に臨むにあたって、大きな自信に繋がったと感じております。


今年のシーズンが始まってから、『打倒帝京』を掲げ、その先にある1999年以来の大学日本一を目標にチーム一丸となって取り組んできたつもりでした。

12日の大学選手権準決勝・帝京大学戦から5ヶ月が経ったものの、今年の春季大会では、同日のジャパンセブンズ2014に出場するため主力選手数名を欠いた帝京大学に対し、27点差での敗戦。王者との差は縮まるどころか、むしろ開いてしまったという厳しい現実を突きつけられることになりました。

この事実を真摯に受け止め、慶應の立ち位置を再認識した上で、8月の夏合宿をどう過ごすかが秋の結果に繋がると思っています。


我々が帝京をはじめとする強豪校に勝つことは、最早自分達だけのためではないと思っております。

悲願を達成できなかった先輩方や、慶應の将来を担う一貫校の後輩達、試合に足を運びご声援を送って下さるファンの方々、選手の栄養サポートや人工芝の張り替えに際し、ご寄付をして下さった多くのファン・関係者の皆様、
そして何より、いつも選手達を陰で支えて下さる保護者の皆様、全ての想いを背負って選手達は闘います。

今年の秋、山中湖の合宿所で一回りも二回りもたくましくなった選手達が、黒黄のジャージを纏い、グラウンドを駆け回る姿を楽しみにしていて下さい。


最後に日頃より多大なるご支援を頂いている皆様にこの場をお借りして、改めて深謝申し上げます。
今後とも引き続き、塾蹴球部へのご支援、ご声援を宜しくお願い致します。




慶應義塾體育會蹴球部